2020年7月6日ソニーと新型コロナウイルス対策支援で医療・介護施設に遠隔面会システムを提供~6か月間1000台を無償貸与、希望施設には継続提供も~

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:谷村 格 URL:https://corporate.m3.com/ 以下、エムスリー)は、ソニー株式会社(以下、ソニー)と共に、新型コロナウイルスで面会制限が出ている医療機関に向け、遠隔面会システム(以下、本システム)の提供を開始いたします。
本取り組みは、エムスリーとソニーが「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」をきっかけとして開始した新型コロナウイルス感染症対策での協業を元に実現に至りました。まずは、患者家族との面会制限を行っている医療・介護施設に、計1000台6か月間無償提供を行い、利用継続希望の施設については、有償での継続提供も実施していきます。

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<遠隔面会システムの利用イメージ>

■遠隔面会システムの概要
新型コロナウイルス感染対策で面会制限を実施している医療・介護施設に対して、入院患者・入居者がご家族、ご友人等とWebで面会いただくためのシステムを提供いたします。本システムには、スマートフォンと通信回線のほか、高齢の方やお子様にも使いやすいビデオ通話アプリが含まれます。これにより、高齢の方やお子様など、モバイル機器をお持ちでない方も、院内感染を予防しながら、ご家族やご友人との面会を実現します。
機器はソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社(以下、ソニーモバイル)製のスマートフォンXperiaTMなどを利用し、医療・介護施設向けの提供窓口をエムスリーが担います。

■背景①:新型コロナウイルスによる面会制限状況
エムスリーが実施した調査によると、2020年4 月1 日時点では、95%の医療機関が新型コロナウイルス対策に伴う面会制限を実施していました。緊急事態宣言が解除された6月29日時点でも、「面会を禁止している」機関は43.2%、「緩和したが制限がある」を含めると85.2%にのぼり、入院患者は現在も感染予防のために家族に自由に会えない状況での治療を余儀なくされています。

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■背景②:高齢者および子供のスマートフォン所持率
総務省の通信利用動向調査によると、スマートフォンの保有者の全体割合は64.7%ですが、70代では27.2%、80代以上では7.8%と保有率は非常に低くなっています。また、6歳~12歳もスマートフォンの保有率は32.9%と相対的に低く、高齢・小児の入院患者にはWeb面会端末が必要とされています。

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■患者支援プロジェクト『CaNoW』(カナウ)が主導
エムスリーが昨年9月に開始したプロジェクト『CaNoW』は、企業とのコラボレーションにより患者の「願い」をかなえ、前向きに生きていく力・治療に向かう勇気を引き出します。新型コロナウイルスの流行により、親しい家族や友人との面会さえも困難になっている状況を鑑み、「家族に会いたい」「話をしたい」という患者さんの願いを技術的に支援すべく、本システムの実現を主導しています。

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将来的には患者・家族間の面会の場面にとどまらず、遠隔でのインフォームド・コンセントや面談、セカンドオピニオンの実現など、医師と患者とのコミュニケーションへの活用も視野に入れています。

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