エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷村 格、以下「エムスリー」)は、法人向け医療サポートサービス「M3 Patient Support Program®」(以下、「M3PSP®」)の利用動向を公開、サービス開始より2年で利用企業は150社以上に拡大し、NPS®は+77と引き続き高水準で圧倒的な顧客満足度を実現しています。
「M3PSP®」は、法人に所属する従業員とその家族を対象とした医療サポートサービスで、利用企業の従業員と家族は、医師や看護師への健康相談が無料で行えるほか、セカンドオピニオン取得や病院探しなどの様々なサービスを利用できます。一方、利用企業は従業員の健康増進による生産性・エンゲージメントの向上、採用力・ブランディングの向上が期待できます。サービス開始後、契約企業数は拡大しており、2020年期初時点での利用企業数は前期比5.1倍となっております。
■大手企業の導入が加速
2020年5月より、日本電信電話株式会社国内グループ会社(一部、国内子会社除く。以下、「NTTグル―プ」)の他、2020年4月より日本電気株式会社でのカフェテリアプランとしての導入が決定。株式会社NTTドコモでは2019年度よりM3PSP®をNTTグル―プに先駆けて導入しており、本サービスの利用者からは高い評価をいただいております。
■M3PSPの最新利用実績
◇従業員、家族からの高い推奨意向
M3PSP®では様々な方法で医師や看護師への相談が可能ですが、最近では新型コロナウイルス感染症に関する相談も増えており、従業員やご家族の健康に関する不安や悩みの解消にご活用いただいています。
M3PSP®のなかでもセカンドオピニオン取得や病院探しのサービス利用者に実施したアンケートでは、「M3PSP®をご家族やご友人におすすめしたいと思いますか」について、10段階中「9」「10」と評価した満足度の高い利用者が全体の8割を占める結果となっており、顧客推奨度を表すNPS®は+77と高い水準です。
利用者コメント
「自分の知識だけではどの病院に受診して良いか分からず、身近に相談できる医療従事者もいないので、このようなサービスはとても助かります」
◇企業側の運用も支援
また、M3PSP®の導入支援や、導入後の従業員の利用率向上などの取り組みは株式会社empheal(エンフィール、株式会社NTTドコモとエムスリーの合弁会社、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西口孝広)が行っています。今回同社ではM3PSP®導入企業の従業員への調査結果(回答数=2016)を公表しました。
M3PSP®は、従業員本人だけでなく家族も利用できるサービスです。家族を含めた過去2年の利用意向を見ると、約8割がM3PSP®を利用したかったシーンがあったと回答しています。
M3PSP®のセカンドオピニオン取得や病院探しのサービス利用者の医療変化率(治療方針の変更、医療機関の変更)は76.4%であり、約8割の方が自力ではたどり着けなかった適切な医療にアクセスしていました。emphealでは従業員やご家族が適正にM3PSP®を利用してもらうためのフォローアップを行い、適切な医療に誘導することで企業の健康課題であるプレゼンティズム、アブセンティズムの解消を目指していきます。
さらに M3PSP®のような従業員の健康増進に役立つサービスを導入することに対して85%が評価すると回答しており、従業員が企業側に健康に対する支援を求めていることが分かりました。
M3PSP®導入企業経営者の声
「従業員の不安を少しでも払拭することは経営者としての重要な仕事だと考えM3PSP®を採用した。ご家族の健康も含め、従業員に何かあったらすぐ相談するように伝えている」
今後も「M3PSP®」は、m3.comにおける28万人以上の医師会員及び、エムスリーグループの医療分野における知見やノウハウを生かし、健康に関する悩みや不安を持つ利用者が適切な医療にアクセスできるようサポートすることで、従業員の健康増進による生産性向上や、医療コスト改善の一助となれるようサービスを目指します。
■M3PSP®とは
「M3PSP®」利用企業の従業員と家族は、下記の4つのサービスを利用することが可能です。
※M3 Patient Support Program®、M3PSP®はエムスリー株式会社の登録商標です。
※ネット・プロモーター、ネット・プロモーター・システム、NPS、そしてNPS関連で使用されている顔文字は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。