2015/10/27

エムスリーとUBIC、医療・医薬分野において、人工知能の活用による協業を開始

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:谷村 格、東証1部: 2413、以下エムスリー)と、株式会社UBIC(本社:東京都港区、 代表取締役社長:守本正宏、東証マザーズ:2158、NASDAQ:UBIC、以下UBIC)は、医療・医薬分野において、人工知能を活用した協業を開始することを発表しました。

協業の第一弾として、エムスリーの子会社で、CRO※1事業を手がける株式会社メディサイエンスプラニング(本社:東京都港区 代表取締役会長兼社長 CEO:浦江明憲、以下MPI)と、UBICの子会社で、人工知能を活用した医療データ解析ソリューションを提供する株式会社UBIC MEDICAL(本社:東京都港区 代表取締役社長:池上成朝、以下UBIC MEDICAL)が、MPIのファーマコヴィジランス(医薬品安全性監視)※2業務(以下PV)での知見と、UBIC MEDICALが保有する人工知能技術を組み合わせ、国内初となる人工知能を活用した「PV支援サービス」の提供に向けて、具体的な取組みを進めていきます。

エムスリーとUBICでは、今回の協業により、医薬品のさらなる安全性向上に貢献する、質の高いサービスの提供を目指します。また今後、人工知能によるデータ解析を通じて、医療・医薬分野における幅広いサービスの開発を検討していきます。

※1:CROについて
製薬企業(臨床試験依頼者)等が行う臨床試験に関わる、さまざまな業務を代行・支援する組織(医薬品開発業務受託機関)。Contract Research Organizationの略。

※2:ファーマコヴィジランス(PV)について
医薬品の有害な作用または医薬品に関連する諸問題の検出、評価、理解及び予防に関する科学と活動。

【UBICについて】 http://www.ubic.co.jp/
株式会社UBICは、独自開発の人工知能により、ビッグデータなどの情報解析を支援するデータ解析企業です。2003年の設立以来、国際訴訟などに必要な電子データの証拠保全と調査・分析を行うeディスカバリ(電子証拠開示)や、コンピュータフォレンジック調査の支援を行っています。最近では医療やビジネスインテリジェンス、マーケティングなどの領域に人工知能を活用し、事業の拡大を進めています。