2012年7月31日「治験君」の受注実績が10件に ~国内トップ10企業の半数が既に活用~

 エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格 URL:http://corporate.m3.com/ 以下:エムスリー )は、昨年度から提供を開始した、「m3.com」を通じて治験のスピードを加速するサービス「治験君」の受注実績が10件に到達したことを発表します。

 エムスリーは、「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コストを一円でも減らすこと」を事業目的に、日本国内における20万人を超える医師会員を有する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営しており、昨年度より、治験のスピードを加速するサービス「治験君」を提供してまいりました。 国内製薬メーカートップ10のうち5社から受注するなど、「治験君」の利用企業は急速に拡大し、サービス提供開始からの受注が10件に到達しました。この10プロジェクトにおいて、治験に参加意向を示した医師は4,221人、治験の対象患者も30万人と医療現場のニーズも発掘できております。また、現在商談中の案件も10件以上あり、今後も受注は拡大する見込みです。

◆「治験君」の概要

 「治験君」とは、m3.comに登録している20万人超の医師会員から治験へ参加を希望する医師を募集するサービスです。医師自ら手を挙げて治験に参加するため、治験に対するモチベーションが高く、従来に比べてハイスピードな治験が可能となります。
 また、m3.comを通じてインターネット調査を行うことで対象疾患の患者の分布等を把握することが可能となり、施設選定や症例集積にかかる時間が圧倒的に速くなります。製薬メーカーは、治験が速く効率的に進むことで治験にかかるコストが削減される他、薬剤の上市が早まることによる売上増加、場合によっては競合薬剤に対する先行優位も得られる可能性があります。

◆提供サービス

  • フィジビリティスタディ
    導入や新領域参入の可否を判断するため、患者分布や薬剤の使用状況などを調査
  • 治験プラニング(「プロトコル君」)
    選択・除外基準などのプロトコル構成要素が、症例登録数・施設数・期間などに及ぼす影響をシミュレートし、最適なプロトコル含む試験全体の設計のためのサポートデータを収集
  • 有望施設発掘
    モチベーションが高い医師と対象疾患の患者が多い施設を発掘し、症例集積性の向上を実現
  • 難航試験症例発掘
    希少疾患を対象とするなど困難な試験に対し、全国から最適な施設を発掘し、症例登録を促進

◆受注実績

  • 受注領域
    精神科、神経科、内科、循環器科など
  • 治験参加を希望した延医師数
    4,221人
  • 治験の対象疾患に該当した延患者数
    300,500人
  • 「治験君」を活用した製薬企業からの声
    「プロトコル、試験全体のスケジュール確定のサポートとなる、現場の医師のナマの声を含む現実に沿ったデータを得ることができた」
    「社内外のネットワークで探していた時には気づかなかった、症例集積性の高さを実現する医師プロファイルを発見できて驚いている」
  • 「治験君」に協力した医師会員からの声
    「大病院に勤務していた頃は治験に携わっていたが、開業してからは機会が無かった。今回参加できて嬉しい」
    「計画中の治験のアンケートに協力した。もしこの治験が開始されたら、是非参加したい」

◆今後の展望

 エムスリーグループのCROとSMOの連携により構築される、治験全体をカバーしたアライアンスネットワークと、インターネットを活用した効率的な治験支援サービスを組み合わせることで、他社とは差別化された、今までにない新しい付加価値を提供してまいります。
 また、今後は、米国のMDLinx、韓国のMEDIGATE、更に欧州、中国の提携企業を含め100万人以上の医師パネルを活用したグローバルでのサービス展開も進めていく予定です。

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