2011/03/17

東北地方太平洋沖地震の被害にあわれた方々への支援に関して

エムスリー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役:谷村 格 URL:http://corporate.m3.com/ 以下、エムスリー)は、3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」などの被害に対して、グループの総力を挙げて支援を行ってまいりますことを発表いたします。

3月11日に発生しました「東北地方太平洋沖地震」におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。エムスリーは被災地の方々の救援や復興に少しでもお役に立てるよう、すでに以下の取り組みを開始しており、実際の活用が広がり始めています。被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、エムスリーグループとして、総力を挙げて支援してまいります

  1. 「AskDoctors」の無料開放
  2. 「m3.com」におけるポイント義援金の募集
  3. 医療従事者間の支援、ニーズマッチングの実施
  4. グローバル義援金の募集
  5. 医師専用掲示板「Doctors Community」への特設エリア設置

<1.「AskDoctors」の無料開放>
 地震発生翌日の3月12日より、被災地の方々に対し、当社が運営するインターネットサービス「AskDoctors」(http://askd.jp/)を無料で開放しており、既に開始3日間で約500件が投稿されており、会員からの質問すべてについて医師から迅速に回答がなされています。
 また、東北地方太平洋沖地震カテゴリにおける質問と回答のアーカイブに関しては、「AskDoctors」非会員であっても閲覧することができます。「AskDoctors」は、一般の方々からの健康や疾病に関する様々な質問に「m3.com」登録医師が回答する、掲示板方式のQ&Aサイトで、利用者はPCや携帯電話を用いて医師に対して直接相談することが出来ます。
 被災者の方々向けのご利用方法については、AskDoctorsウェブサイトにてご確認ください。

<2.「m3.com」におけるポイント義援金の募集>
 50万人を超える医療従事者が登録する「m3.com」においてm3ポイントによる義援金の募集を開始しており、3月16日現在、既に2,200万円分、延べ8,000人以上の会員の方々よりの応募をいただいています。
 エムスリーでは昨年、ハイチで発生した大震災におきましてもポイント義援金を募り、「国境なき医師団」様へ寄付しておりますが、今回も同様に「m3.com」を通じて募ったポイント義援金を、震災被害救援に関連する団体へ寄付する予定です。

<3.医療従事者間の支援、ニーズマッチングの実施>
 「m3.com」に登録する医師、薬剤師、看護師等の医療従事者の方々より、今回の震災に関して「人材や物資の支援要望」と「支援の申出」をマッチングするコーナーを「m3.com」内に設置しました。受け付けた支援要望や支援の申し出の内容は一覧にして会員に案内し、効果的な支援の実現をサポートしており、3月16日現在、186件の支援要望と支援申し出でがなされており、既に38件が成立しています。

<4.グローバル義援金の募集>
 エムスリーの海外子会社M3USA(米国)、MediC&C(韓国)、EMSリサーチ(英国)を通じて海外の医療従事者から義援金の募集を開始しました。募った義援金は震災被害救援に関連する団体へ寄付する予定です。

<5.医師専用掲示板「Doctors Community」への特設エリア設置>
 「m3.com」内にある医師専用掲示板「Doctors Community」に特設エリアを設置いたしました。「m3.com」に登録する医師会員の方々はこの掲示板を通じて被災地の状況や支援情報等の交換を行うことが出来、既に14,000人以上の医師が閲覧し情報を交換しています。