2010/06/11

大規模臨床研究を加速化させるツールとして全国の300施設の医療機関へ「iPad™」を 無償で貸出

エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村格URL:http://corporate.m3.com/ 以下:エムスリー)とエ
ムスリーグループの一員であるメビックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉田裕彦 URL:
http://www.mebix.co.jp/ 以下:メビックス)では、この度、共同で米アップル社のタブレット型端末「iPad™」(アイパッド)を
300台導入し、医療機関に無償で貸出します。

近年、「科学的な根拠に基づく医療:Evidence-Based Medicine」の重要性に対する認識の高まりに伴い、臨床現場にお
いてさまざまなエビデンス構築が進められています。メビックスでは、エビデンス構築を目的とした大規模臨床研究に対し
て、トータルソリューションサービスを提供してきました。このたび、メビックスが運営する大規模臨床研究において、
「m3.com」を通じて試験参加を表明した医療機関に対して、データ入力ツールとして「iPad™」を無償で貸し出し、より迅速な
大規模臨床研究の運営を目指します。

医師の約3割が、「iPad™」を購入予定

エムスリーでは、m3.com医師会員を対象に、「iPad™」を活用した大規模臨床研究への関心度調査を行いました。調査に
よると、「iPad™」の購入意向に関して、"購入する予定がある"(28%)と高い数値が出ています。

「iPad™」の購入意向についてのグラフ

<今回のm3.com医師会員調査n=405>

3人に1人の医師が、「iPad™」を活用した大規模臨床研究に興味を示す

また、"「iPad™」を活用した臨床研究に興味がある"と回答した医師も約32%にのぼり、およそ3人に1人の医師が本研究
への興味を示していることが分かりました。
さらに、「iPad™」をデータ入力装置として活用できる臨床研究に興味を示している医師(全体の32%)のうち、93%の医師
が、臨床研究
さらに、「iPad™」をデータ入力装置として活用できる臨床研究に興味を示している医師(全体の32%)のうち、93%の医師が、
臨床研究における「iPad™」の有用性を高く評価していることがわかりました。

「iPad™」の有用性の評価についてのグラフ

<今回のm3.com医師会員調査n=405>

エムスリーでは上記の結果を踏まえ、m3.com会員医師のニーズに応えるべく、大規模臨床研究において「iPad™」を活用
し、日本発のエビデンス構築の加速化を実現していきたいと考えております。

*「iPad」は、Apple Incの登録商標です。